2012年1月9日月曜日

wRecX in 地下鉄

wRecXの一番効果的な利用方法は特定のAPを選択した状態になります。
この時は、指定されたAP以外は全て無効としているので電波を掴むのが一番早いようです。

<AUTO>にした場合、アクセスポイントのリストが更新された時にそのリストに有効なアクセスポイントがあれば接続を行います。このため、アクセスポイントのリスト更新のタイミングが重要になりますが、更新間隔はそれほど頻繁ではないようです。マニュアルでスキャンを指示することもできますが、その場合でもリスト更新までは数分かかる場合もあります。

私の場合は、自宅及び会社では無線LANのアクセスポイントを用意してあり、移動中はmoperaとヨドバシカメラの「ワイヤレスゲート モバイル+プラス」を契約しているので、mobilepointとlivedoor-webが利用できます。mobilepointも最近はアクセスポイントを増やしているようですが、基本的にはマクドナルドでの利用になり、もっぱらmoperaを利用しています。

今回、丸の内線に乗る機会がありましたので、その結果を報告しておきたいと思います。

wRecXのAPを「docomo」に設定した状態で丸の内線(地下鉄)に乗ってみました。

結果としては、スマフォがロックされていない状態(画面が表示されている状態)で駅に近づくと、停車してドアが開く前に電波を掴み、Wi-Fiへの接続からログインまでが完了していました。一応、終点の駅まで確認を行いました(9駅)が、1駅を除いて全て同じ結果となりました。接続できなかった1駅は、乗車位置と駅のアクセスポイントの位置関係なのか、結局発車までにWi-Fi接続はできませんでした。

以上、簡単ですがご参考までに

2012年1月1日日曜日

APN切替の自動設定

wRecXではAPNDroidの無償版が無くなった時に代替機能をサポートしましたが、ダミーのAPNを登録して、これと通常のAPNを切り替えることで実現しています。

wRecX(Free)ではこの設定を、利用者が行う必要がありましたがwRecX(Pro)では自動で設定できるようにしました。


ダミーのAPNが無い時は作成するので、作成してよいかの確認を行います。
ONの時に切り替えるAPNを選択します。

Widgetの背景色について

wRecX(Pro)ではWidgetの背景色を状態によって以下のように切り替えています。

ネットワークに接続していない状態です。

また、上部に表示されている小さなアイコンはWi-Fiの状態とAPNの状態を表しています。赤はOFF、緑はONをそれぞれ表しています。
この例ではWi-FiはONでAPNはOFF(3Gネットワークを利用しない)の状態です。
Wi-Fiで接続している状態です。
キャリア回線を利用してネットワークに接続している状態です。(Wi-FiはOFF、APNはON)
Wi-Fiに接続し、プロバイダへのログインが完了している状態です。











◆プロバイダへのログイン判定について
Wi-Fiで接続した後各プロバイダへのログインが必要な場合があります。
しかしながら、このログインしている状態の判定が難しい為wRecX(Pro)のログイン状態の表示は一つの目安だと考えてください。場合によっては、表示上はログインしていることを表す緑の背景となっていても、ログオフしている場合もありますのでご注意ください。

Wi-Fiで接続した状態で、ICMP,DNSについては利用可能となっているようです。(全てのプロバイダがそうなっているかは判りませんが、少なくともdocomo、mobilepointではそうなっていました)従って、Pingを利用してログインしているかの判定はできないことになります。ログインしているかの判定は、適当なサイトにhttp要求を発行してエラーとならないかで判定する必要があります。また、ログインの仕組みとしてサイトへのアクセス要求があった場合に、ログインしていない場合は各プロバイダのログイン画面にリダイレクトされます。以上から、ログインしているかの判定については、ネットワークにアクセスできる状態ではリダイレクトされないサイトへhttp要求を発行した場合に、正常に応答が返された場合にログインしていると判断することになります。
この判定方法はコストが高い方式なので、wRecX(Pro)では頻繁に使用しないようにしたいと考えました。そこで、一旦ログインした場合は指定された時間の間はログインしていると判断しています。この間に、ユーザがネットワークからログオフした場合にはwRecX(Pro)はログオフしたことを知る方法が無いため、ログインしている状態であると判断してしまいます。(ネットワークが切断された場合は、ネットワークの状態が変化するのでwRecX(Pro)はネットワークの切断≒ログオフを知ることが可能です)

wRecX(Pro) 5.0.0をリリースしました

明けましておめでとうございますm(_ _)m

予定より1週間程遅れてしまいましたが、5.0.0を本日リリースいたしました。
兼ねてからの懸案でしたWidget機能をサポートしました。

まずはその機能について説明したいと思います。


まずは設定画面ですが、Widget関連では3つの設定があります。
1.動作モード


◆モード1
Widgetをタップすると、Wi-FiのONとOFFを切り替えます。

◆モード2
Widgetのアイコンをタップすると、Wi-FiのONとOFFを切り替えます。
WidgetのSSID表示をタップすると、wRecX(Pro)を起動します。

◆モード4
Widgetのアイコンをタップすると、Wi-Fiのスキャンを行います。
WidgetのSSID表示をタップすると、wRecX(Pro)を起動します。

Widgetのアイコンをダブルタップすると、Wi-FiのONとOFFを切り替えます。
WidgetのSSID表示をダブルタップすると、接続先APの切替画面を表示します。




2.APNのON/OFF
Widgetをタップ(又はダブルタップ)することでWi-FiのONとOFFを切り替えますが、この時にAPN切替を連動させるかの設定を行います。
連動がOFFになっている場合は、Wi-FiをON/OFFするだけですが、連動させた場合はWi-FiをONにした時はAPNをOFFに、Wi-FiをOFFにした時はAPNをONに切り替えます。


3.ダブルタップの感度
AndroidはWidgetのダブルタップをサポートしていませんので、アプリケーションでダブルタップの判定を処理しています。このダブルタップを判定する為の間隔を3段階に調整できるようにしてあります。ご自身の操作感覚に合わせて設定して下さい。